医療費。 
 
アメリカには"国民健康保険"が存在しません。
健康保険といえば雇用主から提供されるもので、
適用される内容及び金額は共に、保険会社と
雇用主の都合(=負担額)によりまちまちです。

10年ほど働いてきて何度か転職している私は、
色んな保険会社の健康保険にお世話になってきました。
今の職場の健康保険は、適用内容も金額も、
今までと比べると格段に、とは言いませんが
かなり良い方だと思います。
一般的に公務員の福利厚生は充実している、というのが
日本でもアメリカでも公然の事実のようですが、
これに関しては私も異議を唱えようもない。
その恩恵に与らせていただいています。

それでも。それでも。
アメリカの医療費の高さ。酷いものです。
請求書二度見しちゃうもんね、絶対。


というのも、やっと胆嚢摘出の手術をしたのです。
2週間前の日曜日の朝、胆嚢の痛みで目覚め、
普段は2時間後に引く痛みが4時間後でも取れなくて、
仕方ないから車運転して緊急病院(夜間受付のような所ね)
行ったんです。
"痛み止めでももらって帰ってきちゃお"ってな具合で。
そしたら"その痛み方尋常じゃないよ。車で来たって
どういうこと?"と医師に怒られ、痛み止めの点滴を
打たれて意識が朦朧としたところを、
救急(ER)にまわされてしまったのです。

皮肉な事にERは家から車で2分のところにある病院。
わざわざ車運転して緊急病院行かんでもよかったやんけ。
と弛緩した意識の中で自分に突っ込んでしまった。

ERで血液検査やら超音波やら色々調べられている間も
ボーっとしていたのだけど、しばらくすると感覚が
徐々に戻ってきて、しかも胆嚢の痛みも消えている。

おっ、良かったわ。家帰れそ。
と思ったのだけど、医師は"今日か明日摘出しましょーね"
ですって。
2週間前のその週、仕事がすっっっごく忙しくて、
お休み取るのは本当に嫌だったんだけど、
でもまた胆嚢の痛みが戻ってくるのも怖い。
特にその日はキリキリと刺すような感覚の痛みで、
コレ、正直陣痛よりも辛いのです。

"この痛みとオサラバできるなら。どーせいつかは
しなきゃいけない手術だし"と、翌日の手術に合意して。
翌日朝一でお仕事に行って、私が休んでいる間に
手分けして片付けてもらう仕事だけは配分して、
お昼過ぎにはもう胆嚢摘出していました。

麻酔が覚めて家に帰ってきて2時間後、胆嚢が
あったであろう箇所が引っ張られるように痛み始め、
痛み止めを飲んでも痛みは治まるどころか悪化する一方。
その上あまりの痛みの所為で、深い(というか普通の)
呼吸が全く困難な状況になってしまった。
過呼吸って経験がないので分からなかったのだけど、
きっとコレがそうだったんだと思います。
あれ、ものっそい、怖いです。
体内の酸素が欠乏すると身体って痺れてくるんです。
私の場合は太ももの辺りからこの痺れが始まって、
病院に逆戻りする頃には顔面まで痺れが広がってたのね。

病院に着いた時には身体を折り曲げてしか歩けなくて、
すぐに車椅子乗せられて病室まで運ばれたわけなんだけど、
この車椅子がね、カーペット敷きの床を通るたびに
ガタガタ揺れて、目がむくらい痛かったです。
病室ついたらまずガウンに着替えさせられるのだけど、
とてもじゃないけど自分のパジャマ脱げるような体力も気力も
私の中には残っておらず。(だってピンセットで内臓摘まれて
それを思いっきり左右に捻られてるような痛みなんだもの。
これも陣痛の痛みを確実に越えてる)
何とか看護師さんに手伝っていただいて着替えた後は、
やれ血圧だ、検温だ、血液検査だ、と色々検査して、
1時間位してからかな、やっと痛み止めの点滴を入れてもらいました。
しばらくしたら呼吸が普通に戻って痺れが取れました。
意識も同時に落ちて、完全に寝てた。笑
看護師さんに"まだ寝ちゃダメ!"って腕をピシャピシャ叩かれて
"あれ、寝てた?"と気付いた次第です。

そんなこんなで病院1泊コースになってしまった翌日には
元気に家に戻ってきて、処方してもらった鎮痛剤は殆ど飲まず、
普通のイブプロフェンだけで痛みはコントロールできました。

その翌日の木曜日には仕事に戻りました。
切った箇所は痛いけど我慢できないことないし、デスクワークだし。
それに仕事していた方がそういう痛みとかに思考が集中しないから。

今はもうすっかり元気にしています。
手術の痕もすっかりふさがったし、キレイなものです。

ただね。最終的な医療費の請求書を見るのがね…。怖いの。
第一便が届いたばかりなんですけど、ERと手術の分しか
リストアップされておりません。
1泊分がまだスッポリ抜けてる状態だけど、保険適応金額が
まだ何も反映されちゃいない請求書なんですけど、
もう既に冷や汗かいちゃうくらいの金額です。怖い。
どうにかならないものでしょうかねぇ?ホントにもう。
 
 
 
大丈夫ですか???
無理は禁物ですよ。
アメリカの医療費高いですねぇ。
今、仕事で病院の請求書処理やるのでよーくわかります。
ところで、最初自分で運転していった後ERに移された時には救急車に乗せられましたか?救急車も高いんですよねー。
請求金額、気になるんだったら自分で病院のBillingに電話して聞いたら教えてくれますよ。あとBillingの人に「医師費用のBilling」のTel#も聞いたら教えてくれます。あー、でも医師費用は2週間くらいしないと請求額はわからないかもしれませんが。

自己負担額って何%くらいなんですか?

くれぐれもお大事に。
 
 
え~そんな大変なことになってたの~?!
大丈夫?

っていうかあなたスーパーサイア人なみの強さだわ。
 
 
本当に大変でしたね!一人で病院に行って心細かったでしょう・・・i-yakoさんの強さに感心しました。
請求書は怖いですよね。うちもたいした治療じゃないのに何千ドルとかあるので、こういう治療はきっと万の単位でしょう・・・保険が沢山利くといいですね!
 
 
ももちゃん
そうだわ、あなたエキスパートよねっ!
カバー額は年間通してのDeductibleを払った後の金額、のはずなんだけど、果たして全額でいくらになるのか…。
怖くて(+何故か最近超忙しくて)病院に電話できておりませんわ。

CHI:
スーパーサイア人て。笑
ひっさびさに聞いた!
胆嚢摘出手術って盲腸の次くらいに軽い手術に入るんで大丈夫よ。
ただハンパなく痛かった。笑

ウサチーロさん:
ご無沙汰してまーす。お元気ですか?
お気遣いありがとう。
でも元夫が手術当日の送り迎え(術後の入院も含めて)してくれたので、ホントに助かりました。
病室では一人で気楽でした。
コーも両親が入院する事にかけてはかなり敏感に反応してしまう子なので、なるべく病院には連れて行きたくないのもあるんですけどね。

 
 
そうだったんですか~....
痛みに加えて呼吸困難とは、さぞ不安だったことでしょう...いろいろ大変だったから、精神的なものもあったのかも、
けれどもなにより大事なく済んで良かったですね、ほんとに。
私もこういう痛み経験あります。ほんと、死ぬとこでしたよ、やぶ医者の見逃しで(今だからできる苦笑

 
 
nollipollyさん
ご無沙汰してまーす。今年の夏は暑いですけどいかがお過ごしですか?
えー。お医者さんの見逃しって…。怖い!
でもね、私も去年手術受けなかった理由が医師の見当はずれなコメントだったからお気持ちは分かる。
超音波みたら胆石あるのは一目瞭然なのに"胃酸が出すぎてるのかもしれないねー"って薬を処方されたんです。
その一言と処方で"この人の下で手術受けるのはイヤだ"って思っちゃって。
ド素人の私だって分かるくらいの数の胆石だったのにこのコメントってどーよ?ってね。
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