Good bye, wisdom。 
 
Teeth。

親知らずを、齢(よわい)31にして抜歯して参りました。
英語では親知らずのことをを"Wisdom Teeth"と申します。
Wisdom(英知)が身に付いてくるような年齢まで生えてこない歯だから。
英語にせよ、日本語にせよ、言葉というのは実に良くできたものです。

昔から顎関節症に悩まされていた私は歯科がすごく苦手で、アメリカに来てからというもの、歯科を避けるようにして暮らしてきました。
今年で10年目だから、通算10年も歯医者に通っていなかったことになります。
おそろすぃー。
ずっと歯科保険には加入していたから、実はとても勿体ないことをしていたのですけどね。

去年の暮れ頃、ヒソカにずっと憧れていた歯科矯正を実行したいと思い立ち、あれほど避けていた歯科を訪れてみることにしました。
口中虫歯だらけなんじゃないかと不安が渦巻く中、10年ぶりに歯科検診を受け、歯のクリーニングもゴシゴシしてもらった結果、親知らず4本のうち3本に虫歯があること、昔の虫歯の詰め物が少しだけ漏れている歯が1本あることが分かりました。

"コレだけ?"というのが正直な感想です。
いやいや、治療が少なくて済むというのはありがたいのです。
ただ、良い意味で期待を裏切ってくれたのです。

矯正を始める前にすることとして、歯科医が第一に挙げたのが、
"親知らずの抜歯"でした。
それで先週の金曜日、歯科医が推薦するOrthodontist(歯列矯正医)の所で抜歯してきた訳です。

抜歯の手術は約30分と短いもので、笑気ガスを吸わされて少しリラックスした直後には麻酔ががっつり効いていて、後はなぁんにも覚えておりません。
おぼろげに覚えているのは、言われようのない不安感だけ。
それも"何が起こるかわかんないから不安だなぁ"と、そんなおぼろげな記憶です。
麻酔が覚めて目覚めたら、私の奥歯4本はキレイになくなっていました。

かつて親知らずが存在していた箇所から血が流れているのを感じながら、迎えに来てくれた連れ合いが運転する車で家に帰ります。
途中でコーちんを保育園からピックアップしたのですが、その頃の記憶もすごく曖昧で、もうひたすら"眠い、眠い、痛い、マズイ"とそればかり言っていたようです。
マズイとは、口の中に止血する為に入れていたガーゼのことを指します。

家に着いたら早速パジャマに着替えて眠り、その間に連れ合いとコーちんは、薬局で私の抗生物質やら痛み止めを処方してもらい、コーちんに夕食まで食べさせてくれたので、とても有難かったです。
まぁ起きていてもマトモな夕食を作れるコンディションではありませんでしたが。

翌朝起きてガーゼを外してみると、まだ完全に止血はしていないものの、もう大丈夫かなという感じ。
処方された痛み止めは飲むとすごくボォォォーとしてしまうので飲まないことにして、イブプロフェンで痛みと腫れを抑えるようにしています。

歯列矯正のオフィスでもらった口内洗浄のスリンジ(注射器の形をしたポンプです)の形が面白いので、今度Upします。
先が細くなって抜歯した箇所(竪穴)を直撃するようになってるの。笑
ターミネーター3のT-Xお姉さんの指がキューンと細くなるシーンみたいな、そんな細い管がスリンジの先にくっついています。

この痛みと腫れとが引いたら、早速元の歯科に行って矯正開始したいな、と考えております。
続・いたたっ。 
 
事故に遭ったその日、職場の同僚のオバサマたちに"ねぇねぇ、すごいダメージなんだよ。見てきまっし"と勧めたら、オバサマたち、お昼休みに皆で駐車場に集まって車を観察したらしい。

"ありゃ酷いねぇ。Total(全損)じゃない?"とか、
"Estimate(損害の見積もり)どれくらいかねぇ"とか、色々言われた。

全部治すのに幾らかかるのものなのかしら、とラジエーターの冷却水が漏れる車を引っ張っていってもらった後、Auto Body Shopの連絡を待つ。
工場のオジサンがFaxしてくれた見積もりを見て顎が外れるかと思うくらいビックリした。
$10,000ドル越えてましたわ。
100万円以上かかるのに、全部治すつもりなんだ?という気にも、ちっとばかしなった。
でも、リースしてる車だし、私が"全損にしてくれ"と言って全損になる訳でもない、保険会社やVWの下す判断に従うしか私に残された道はないのだから、仕方ない。
3年のリースがあがった後はディーラーに返せば良いんだ、私が"事故車"として誰かに売るわけではないのだから、まぁそれだけでも善しとしないとね。

事故に遭った翌日、カイロの先生の所でレントゲンを撮ったり色々検査をする。
レントゲンの結果は3日後に見ましょう、と言うことで、その日は整体して家に帰る。

3日後、レントゲンを見ながら体のダメージについてカイロの先生が説明してくれる。
"背中は筋肉が堅くなってるだけのところが殆どだから、これは時間が経てば治る。
筋肉痛と同じ感じだからね"と言った後、首のレントゲンを見せられる。

"首は鞭打ちの症状はないね。ヘッドレスト、ちょうど頭の後ろにあった?"と聞かれる。
ヘッドレストはちょうど良い高さに調整しないと運転する時すぐ疲れてしまう私、事故当日もヘッドレストは調節してあったから、"あった"と答える。
"良かった。だから仰向けの状態でのダメージは殆どないんだよ"とレントゲンを指すカイロの先生。

"でもね"とBad Newsを最後まで取っておく先生。
"屈んだ状態(顎を下げた状態)の首のじん帯、3ミリずれてます"。
どーいう意味ですか、先生?

先生が言うには、じん帯のズレって1ミリ程度なら通常の生活に支障はないけれども、それ以上のズレがある場合には、神経を触って頭が痛くなったり背中やら腰が痛くなったりすることがあるらしい。
じん帯のズレはほぼ恒久的な怪我で、この先1、2年はカイロやリハビリで出来るだけ今の状態よりも痛みが少ない程度に治ることはあっても、それ以上良くなる可能性はあまりない、とのこと。
歳を取って姿勢が悪くなって、今よりもじん帯がずれたり骨の継ぎ目が摩擦されることがあったら、それが頭痛という形で現れることはまぁ、予測できる事態だね、と言われた。

やだなぁ、歳を取ったら頭が痛い、と言い続けるGrouchyな婆さんになるんかいな、私は?

とりあえず、週3回のカイロ、リハビリは週2、マッサージを週1、というスケジュールで2ヶ月、その後は体の調子を見ながら1年かけてリハビリしましょーね、と先生には言われる。
仕事が終わった後はほぼ毎日、カイロやらそういうのに束縛されるんだわ、面倒だなぁ、と思いながらも、体の痛みには代えられない。

それから毎日のように通っております。
それがねぇ、通わないと首とか肩がダルイのだ。
どーしてなのかしら?
腰は少しずつ良くなってきている感じなんだけど。

まだ寒い時期が続きます。皆さまも雪やら路面凍結した日の運転にはくれぐれもご注意くださいね。